導入ステップとそのアウトカム

TERA SC は、
単発の研修やイベントではありません。

自治体と現場が無理なく協働できるよう、
段階的な導入ステップと、
それぞれの段階で生まれるアウトカムを想定しています。


ステップ1|制度として位置づける

内容

まず、TERA SC を
自治体の施策・事業として位置づけます。

  • 事業の目的を明確にする
  • 担当部署・関係部署を整理する
  • 園に対して「制度としての位置づけ」を示す

この段階のアウトカム

  • 園が安心して参加できる
  • 任意参加・個人努力との切り分けができる
  • 事業の正当性が明確になる

ステップ2|TERA Standard による人材育成

内容

TERA Standard に基づき、
園の関係者を対象とした人材育成を行います。

  • オンライン学習
  • 考え方を整理するための対話
  • 共通言語の形成

評価や点数付けは行いません。

この段階のアウトカム

  • 判断の軸が整理される
  • 説明や対話がしやすくなる
  • 行政と現場の認識のズレが減る

ステップ3|現場での活用と対話

内容

学んだ考え方を、
日々の保育環境の検討や対話の中で活用します。

  • 園内での振り返り
  • 行政との意見交換
  • 地域との説明・共有

特定の対応を義務づけることはありません。

この段階のアウトカム

  • 現場での意思決定が整理される
  • 説明責任が一人に集中しにくくなる
  • 対話の質が向上する

ステップ4|制度としての定着と展開

内容

導入を一過性のものにせず、
制度として定着させていきます。

  • 継続的な学びの場の確保
  • 他施策との連携
  • 必要に応じた見直し

単年度事業としての導入も可能ですが、
複数年度での運用を想定すると、より効果的です。

この段階のアウトカム

  • 持続可能な人材育成の仕組みが整う
  • 属人化しにくい運用が可能になる
  • 地域全体での共通理解が深まる

行政にとってのアウトカム

TERA SC の導入により、
自治体には次のような変化が期待されます。

  • 現場との対話がしやすくなる
  • 判断や説明の根拠を共有しやすくなる
  • 保育環境に関する施策を整理しやすくなる

これは、
規制や指導を強化することとは異なるアプローチです。


社会的な広がり

TERA SC は、
特定の地域だけで完結する取り組みではありません。

共通の枠組みを持つことで、

  • 地域間での知見共有
  • 制度の水平展開
  • 持続的な改善の循環

といった広がりが生まれることを想定しています。


TERA SC が大切にしていること

導入ステップは、
「管理」や「統制」を目的としたものではありません。

現場と行政が、
同じ枠組みで考え、
それぞれの立場で判断し、
説明できる状態を、制度として支えること。

それが、
TERA SC の目指す導入のかたちです。


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